“小さな生命を救う”という
仕事の本質

北関東営業所
2014年5月入社

Y.S

Career Step

  • 入社のきっかけ

    アトム在職者の紹介で、異業種からのチャレンジ
    建築関係というまったく畑違いの異業種から転職。「小さな生命を救うために」というアトムメディカルの企業理念に深い感銘を受け、社会貢献度の高さに惹かれて転職を決意。
  • 2~3
    年目

    人と話すのが苦手な自分は、製造・修理現場で貢献しようと……
    製造・修理業務を希望。希望どおりに製造・修理現場に配属。
    春日部工場に配属後、浦和工場にて製品研修。そのまま製造業務に携わる。
  • 4年目

    製造・修理現場で自社製品全般の知識を習得していく
    浦和工場にて、保育器・インファウォーマ(多機能の開放型保育器)の製造ラインで製造業務に従事。その後、戸田SC(サービスセンター)にて、保守・点検や改善提案などを通じて知識と技能を拡げる。
  • 5年目

    「小さな生命を救う」という理念を実感する毎日
    北関東営業所に異動。FEとして独り立ち。当初抱いていた不安が払拭され、お客様と接する仕事の魅力ややりがいの大きさを肌で感じる。
  • Q1 製造・修理業務からFEに変わったいきさつと、心境の変化について教えてください。

    製造・修理業務で間接的に貢献できれば十分、
    と考えていました。
    今では直接人と関わる仕事に魅了され、
    “新しい自分”を発見した気分です。
    正直なところ、人と話すのは苦手な方だったので外に出たいという思いはまったくなく、あくまで製造・修理現場でモノに関わりながら貢献したいという思いで入社しました。入社後はアトム製品の製造・修理に携わり、保守や点検、あるいはQCサークル活動(小集団改善活動)などを通じて、間接的に当社の企業理念に沿った貢献ができればと考えていました。
    ところが、思いがけずFEとして働かないかとの打診がありました。当社でお客様と直接接する業務は大きく分けて営業とFEの2種類があり、FEは現場で自社製品のメンテナンスを行うのが主な業務です。想像もしていなかったので最初は辞退したのですが再度打診され、しぶしぶ東京営業所への配属を承諾したというのが実情です。
    しかし、多くの顧客と接し現場を経験するうちに、人と関わることの面白さ、自分が想像した以上に学び成長できる機会が多いこと、そして何よりも自分の仕事が、いかに社会に貢献できているかを実感するようになり、今ではFEの魅力をひしひしと肌で感じています。
  • Q2 FEの魅力に目覚めるなかで、印象的なエピソードがあれば教えてください。

    とある大学病院で最強のライバルと、
    保育器を巡って2社競合に。
    日頃からの人間関係が大きく作用した
    印象深い受注案件となりました。
    FEとして7年以上が経過しているので、印象深い話はいくつもありますが、強いてあげるとすると、ある大学附属病院でのエピソードです。その病院では複合型保育器を導入したいという話が浮上し、最強といえるライバル社との2社で製品デモンストレーションを行うことになりました。そこで私は日頃から懇意にさせていただいていた、病院の技士長とのコミュニケーションをさらに密なものとし、情報収集に努めました。
    幸い、もともとアトムの保育器を導入していただいていたこともあり、現場の方々から「使い慣れた方が嬉しい」という声があがっていることや、ライバル社の製品との違いもざっくばらんにお話しいただけました。そのお陰でより具体的な対策を打つことができたのです。結果、最終的には当社を選んでいただけたのですが、日頃からのコミュニケーションの大切さを改めて実感し、「アトムさん」ではなく「Sさん」と呼んでいただいていた人間関係が大きく作用した案件だったと思っています。
    同時に、この病院を担当していた先輩方が築いてくれていた顧客との良好な関係、そこから生まれたアトムへの信頼があったからこそとも思い、改めて先輩方に感謝する出来事となりました。
  • Q3 FEという仕事に必要なことを、具体的に教えてください。

    専門家と渡り合える豊富な知識と同時に、
    良好な関係を築くコミュニケーション力、
    その両者を併せ持つことが必要です。
    先のエピソードは、FEとしての業務を始めて6年ほどの出来事ですが、病院の技士長というと医療機器に関するプロですから、自社製品を使っていただいている限り、機器に関する細かい問い合わせが私個人に直接、電話やメールで飛んできます。当然、すぐに応えられないこともありますが、なるべく早く連絡するように心掛け、時には最優先事項として対処するという気配りに努めながら人間関係を構築していたことも、受注の大きな要因だと思っています。
    FEは自社製品全般について学び豊富な知識を持つことで機器のメンテナンスを行いますが、知識でもかなり武装していないと病院の臨床工学技士とは渡り合えません。一方で、技術的な知識だけあれば勤まるわけでもなく、営業的なコミュニケーション力も不可欠です。その両方をバランス良く保ちながら成長するには苦労も多いのですが、「ありがとう」の一言がすべてを吹き飛ばしてくれるのも事実です。専門知識や技能、そしてコミュニケーション力の両方が合わさることは人としても成長を実感でき、FEの大きな魅力だと思っています。同時に、先輩の努力もあっての当社への信頼なので、決しておごることなく、後輩にも伝えていかなくてはいけないと考えています。
  • Q4 アトムメディカルでの“やりがい”について、改めて聞かせてください。

    我が子の寝顔を見ていると改めて、
    当社理念のすばらしさを感じます。
    日本の未来を支える小さな生命を救うこと、
    それは崇高なやりがいです。
    個人的には、最近子供が生まれたのでアトムの理念をより実感しています。我が子に自分の仕事をどう伝えるかを想像すると、前職なら「この家を建てるのに、お父さんも協力したんだよ」で終わるような気がしますが、今なら「たくさんの子供たちの生命を救うお手伝いをしているんだよ」と、胸を張って話せる気がします。
    病院のNICU(新生児集中治療室)の通路には、成長した子供たちの写真やご両親からの感謝の手紙が展示されていることがあります。それを見ていると、日本や世界の未来を担ってくれる子供たちを助ける、その一翼に関わっていると改めて認識できます。
    保育器は誕生後の幼い生命を守る、いわば子宮であり最後の砦です。ミスが許されない仕事であり、生命を預かっているともいえるでしょう。もちろん、直接会ったことはない子供たちですが、大げさにいえば“日本の未来に貢献している”とも思え、改めて身が引き締まる思いです。それだけ責任重大ですが、それに見合うやりがいが、この仕事にはあると断言できます。

学生さんへのメッセージ

アトムは社会貢献を体感できる会社です。それだけに大きな責任も伴い、何かあればアトムという看板への信頼も傷つけてしまいます。プレッシャーももちろんありますが、社会の役に立ちながら成長したいという思いを持っている人には向いていると思います。「ありがとう」の一言には、すべての苦労を消し去る力があります。そしてそれは、先輩から脈々と受け継がれてきたアトムへの信頼でもあるのです。その好循環の一翼を、あなたも担ってみませんか。

Y.S

子供時代

とてもよく笑う、いたずらっ子

3兄弟の末っ子として、甘やかされて育ったとよく言われていました(笑)。

あなたの元気の源を教えて!

2023年2月に長男誕生!この子のために

どんなに疲れて帰った日でも、子供の寝顔を見ると「明日も頑張ろう!」と元気になる毎日です。